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ICT用語の意味と同義語

【 「ユニバーサル・シリアル・バス 2.0」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: USB 2.0 [読み] ユーエスビーにーてんゼロ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/06/10,URL: https://www.wdic.org/

 汎用シリアルバスインターフェイス規格USBのバージョン2.0のこと。高速のUSB。

[概要]
 2000(平成12)年4月に公開され、従来と同じコネクターを使いながら、伝送速度が従来(USB 1.1)約40倍の480Mbpsになり、広帯域通信が必要な場面でも利用できるようになったため、IEEE 1394に対抗する規格となった。
 また、一つのバス上にUSB 1.xと2.0の機器両方を接続することができるため、USB1.xにのみ対応した機器をそのまま使うことができる。

[特徴]
速度
 USB 2.0登場以前は、高速通信が必要なCD-ROMやハードディスクについても、USB 1.1を搭載しているものがあった。どうしても速度が必要であれば、SCSIなどが使われた。
 USB 2.0登場により、パソコン周辺機器の接続に於いては、USBの地位が高まった。
 IEEE 1394はライセンス料の問題があり、コンピューターの世界では殆ど使われていなかった。USB 2.0により、まず普及しないことが確定した。
 それまでは高速なものはIEEE 1394、低・中速なものはUSBというように住み分けが想定されていたが、その垣根が無くなってしまったわけである。
通信
 IEEE 1394とUSB 2.0は速度的には大差ないが、USBがパソコンを介さないと機器間通信ができないのに対し、IEEE 1394は機器同士で直接交信できる点に最大の違いがある。
 これを解決するため、USB OTG(USB On-The-Go)規格が後に作られている。
 このためか、コンピューターを接続せずに機器間通信を行なうような場面(AV装置など)ではIEEE 1394が優位である。
出典: USB (バス) [外語] Universal Serial Bus 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/01/14,URL: https://www.wdic.org/

 Intelなど業界大手が中心となり策定した、汎用のシリアルバスインターフェイス規格。

[概要]
コネクター
 接続に使用するコネクターはUSBコネクターと呼ばれる。標準化されている範囲内では、次の三種類の大きさのものが使われている。
 ● 標準コネクター
 ● ミニUSB
 ● microUSB
 標準コネクターであるAコネクターは約12mm×5mm角、デバイス専用のBコネクターは8mm角となっており、角形となるBコネクターの形状や発想は、任天堂のゲームボーイの通信ケーブルを参考にしたと言われている。
 角形がBコネクター、平たいのがAコネクター
 但し、USB 2.0までと、USB 3.0では、端子数が異なる。USB 3.0の機能を使うためには、USB 3.0用のケーブルやUSB HUBなどを使用せねばならない。この他、特定の機器専用のコネクターも使われている。

[バージョン]
 USBには、次のバージョンがある。一つのネットワーク内で混在して利用できる。
 ● USB 1.0
 ● USB 1.1
 ● USB 2.0
 ● USB 3.0 (SuperSpeed USB)
 ● USB 3.1 (SuperSpeedPlus USB)
 但し、USB 1.0/1.1/2.0とUSB 3.0では使用する物理層(信号線そのもの)が違う。機器としては混在可能だが、信号線そのものは混在していない。仕様の違いは次の通りである。 ・・・
出典: ユニバーサル・シリアル・バス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年9月7日 (火) 06:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ユニバーサル・シリアル・バス(英: Universal Serial Bus、略称:USB、ユーエスビー)は、コンピュータ等の情報機器に周辺機器を接続するためのシリアルバス規格の1つ。ユニバーサル(汎用)の名の示す通り、ホスト機器にさまざまな周辺機器を接続するためのペリフェラルバス規格であり、最初の規格となるUSB 1.0は1996年に登場した。現在のパーソナルコンピュータ周辺機器において、最も普及した汎用インターフェース規格である。 ・・・

[USBの各世代]
USB 2.0
 2000年4月発表。USB 1.1の規格仕様に、High-Speedモード(最大480 Mbps)を追加した。
 480 MbpsのHigh-Speed転送やそれをサポートする機器と、規格のバージョン番号であるUSB 2.0を同一の意味で使う場合があるが、これは誤用である。USB 2.0規格では依然としてFull-SpeedデバイスおよびLow-Speedデバイスは設計および製造が可能でかつ販売および利用が可能である。USB-IFではHigh-Speedであることを明示したいような場合の用語として"Hi-Speed USB"を使うように指導している。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

USB 2.0 (通信用語の基礎知識)
USB (バス) (通信用語の基礎知識)
ユニバーサル・シリアル・バス (Wikipedia)



【 ユニバーサル・シリアル・バス 2.0 の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
USB USB 1.0
Universal Serial Bus Low Speedモード
ユニバーサル・シリアル・バス 1.5Mbps
汎用シリアル・バス USB 1.1
はんようシリアル・バス Full Speedモード
ユー エス ビー 12Mbps
USB 3.0
USB 2.0 5Gbps
Universal Serial Bus 2.0 USB 3.1 Gen 1
ユニヴァーサルゥ・シィリアゥルゥ・バス 2.0 5Gbps
ユニバーサル シリアル バス 2.0 USB 3.1 Gen 2
ユニバーサル・シリアル・バス 2.0 10Gbps
ユニバーサルシリアルバス 2.0 USB 3.2 Gen 1x1
ユー エス ビー トゥー ポイントゥ オウ 5Gbps
ユー エス ビー 2.0 USB 3.2 Gen 1x2
汎用シリアル・バス 2.0 10Gbps
480Mbps USB 3.2 Gen 2x1
HSモード 10Gbps
High Speedモード USB 3.2 Gen 2x2
ハイ・スピード・モード 20Gbps
Hi-Speed USB USB4
ハイ・スピードUSB 20Gbps
ハイスピードUSB 40Gbps
ハイ・スピード・ユーエスビー

































更新日:2021年 9月30日




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