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ICT用語の意味と同義語

【 「2本の線をより合わせたもの」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: カテゴリー5ケーブル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2015年8月17日 (月) 07:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 カテゴリー5ケーブル(英: Category 5 cable)は、高速信号転送のためのツイストペアケーブルの規格である。カテゴリー5の上位規格としてカテゴリー5eがある。主にイーサネットなどのコンピュータネットワークでの構内配線に使われるが、他にも電話、トークンリング、ATMなどにも使われることがある(短距離であれば、最高 155Mbit/s の転送が可能)。基本的にシールドされていないUTPケーブルが殆どで、EIA/TIA規格上もUTPのみであるが、一部、エンハンスドカテゴリー5(Cat5E)のSTPケーブルも市販されている。Cat5EのSTPケーブルはメーカー独自規格であり、工場など強いノイズ発生源がある場合の対策に使われる。一般でのSTPケーブルの使用は機器側対策も含め注意が必要である。

[解説]
 カテゴリー5e :カテゴリー5e(エンハンスドカテゴリー5)ケーブルはカテゴリー5の改良であり、遠端漏話(far end crosstalk)についての規定が追加されている。2001年、TIA/EIA-568-B 標準として定義され、これはカテゴリー5の TIA/EIA-568-A を置き換えた。1000BASE-T はカテゴリー5ケーブルを使うよう設計されたが、もちろんカテゴリー5eケーブルを使った方がよい。性能に関する厳密な規定があるため、カテゴリー5eケーブルはイーサネットとしては長距離に使うことはできず、最長でも100mとされている(90m は固定ケーブルで、両端5mずつをパッチケーブルとした場合。コネクタによる接続が2箇所含まれる想定)。カテゴリー5eケーブルの性能特性と試験方法は TIA/EIA-568-B.2-2001 に定義されている。慣用的にCat 5eまたはCat.5eと表記される。 ・・・
出典: カテゴリー5e 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/11/13,URL: https://www.wdic.org/

 EIA/TIA-568-A-5で規定されるツイストペアケーブルの規格の一つで、最大周波数100MHz以内の通信に利用できる。「エンハンストカテゴリー5」とも呼ばれる。
 ISO/IEC 11801やJIS X 5150では「クラスD」に対応する。

[由来]
 1000BASE-Tの規格が決まったものの、そのためのケーブルの規格であるカテゴリー6の規格策定が遅れてしまった。
 そのような中、カテゴリー5を強化し、1000BASE-Tでも安定して使えるようなケーブルが販売され、一般のカテゴリー5と区別するため「エンハンスドカテゴリー5」としたものが、後に規格化された。

[特徴]
 カテゴリー5と比べ、クロストークに対する基準などが厳密になっている。1000BASE-Tで使われている。
出典: カテゴリー3 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/11/13,URL: https://www.wdic.org/

 EIA/TIA-568で規定されるツイストペアケーブルの規格の一つで、最大周波数16MHz以内の通信に利用できる。
 ISO/IEC 11801やJIS X 5150では「クラスB」に対応する。

[特徴]
 10BASE-T、4Mbps Token Ringなどで使われている。


【 「2本の線をより合わせたもの」又はそれに関連する用語の意味 】
『カーニング』
 プロポーショナル・フォントの文字間を調整する技法。
カーニング
 プロポーショナル・フォントの文字間を調整する技法。
出典: ツイストペアケーブル 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/12/08,URL: https://www.wdic.org/

 2本の被覆付き導線をねじってよりあわせた信号伝達用導線。このように撚り合わせることをツイストペアという。これを多数束ねて多芯ケーブルにしたものもある。

[概要]
 ツイストペアとすることでノイズの影響が少なくなるという利点がある。通信用ケーブルとしては同軸ケーブルに比べて伝送損失が多く、あまり高速な信号の伝送には向かないが、構造が簡単で比較的ノイズに強いため、USBケーブルやEthernet用のケーブルなどに使われている。他にも、ノイズ輻射が少ないことから、ノイズ低減要求の厳しい箇所(例えばCPU冷却ファン部)の電源線などにも使われることがある。

[特徴]
 シールドされていないUTPと、シールドされたSTPの二種類がある。


【 「2本の線をより合わせたもの」又はそれに関連する用語の意味 】
【Enhanced】enhǽnst
 エィンハェンストゥ,エィンハェ́ンストゥ,エンハンスト,エンハ́ンスト [形容詞] 高めた,増した,改善した,改良した

【Twisted】twístəd
 トゥウィステッドゥ,トゥウィ́ステッドゥ,ツイステッド,ツイ́ステッド [形容詞] ねじれた,歪んだ
出典: 10メガビット・イーサネット 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月8日 (金) 07:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

10メガビット・イーサネットは、10Mbpsの転送速度に対応したイーサネットである。 厳密には、「イーサネット」は10BASE5 (IEEE 802.3) のことを指した。また、それに対して安価にネットワークを構成できる10BASE2 (IEEE 802.3a) が作られ、CheapernetやThin Ethernetと呼ばれた(そこから10BASE5をレトロニムとして"Thick Ethernet"と呼ぶこともある)。追って1BASE5のスター型トポロジーを取り込む形で10BASE-T (IEEE 802.3i) が作られ、さらに光ケーブルを使う10BASE-F (IEEE 802.3j) が使われるようになった。なお、IEEE 802.3は拡張規格を統合する改訂が行われており、IEEE 802.3a, IEEE 802.3iなどはすでにIEEE 802.3に含まれている。

[10BASE-T] 10BASE-T(テンベースティー)の物理層は、カテゴリ3以上のアンシールデット・ツイステッド・ペア・ケーブルを用いて、各末端機器とハブとを配線するものである。各機器はハブとの間だけで結線が済むため、各機器の接続を個別に変更する事が可能である。ハブは、レイヤー1で分岐するダム・ハブまたはカスケードハブ、レイヤー2で分岐するスイッチングハブが存在する。カスケードハブを用いた結線では半二重通信を、スイッチングハブを用いた結線では全二重通信をサポートする。10BASE5と比較して細いツイストペアケーブルを使用するため取り回しし易く、拡張性が高かったため急速に普及した。またそれに従って機器価格も低下し、さらに普及の速度が高くなった。IEEE 802.3iとして標準化された。 ・・・
出典: カーニング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年7月21日 (火) 12:35 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 カーニング(英語: kerning)とは、主に欧文の組版において、プロポーショナルフォントの文字同士の間隔(アキ)を調整する技法のこと。カーニングを行わない場合は、文字の間に不自然な空白を招いてしまう。適切にカーニングが施されたフォントでは、字面間の空白の面積がほぼ均等になる。DTPが普及した現在は、組版ソフト上で行われることが多い。以前は、活字に特殊な処理を行うか、切り貼りによる文字詰め(もじつめ)と呼ばれる作業が必要であった。カーニングの訳語として、「文字詰め」や「詰め文字」という語を用いることもあるが、カーニングと文字詰めを厳密に区別することもある。英語では、活字を加工する工程の呼び名から派生して mortising と呼ばれることもある(原義:くり抜くこと、ほぞ穴を開けること)。


【 「2本の線をより合わせたもの」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ツイストペアケーブル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月5日 (火) 07:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ツイストペアケーブル(Twisted pair cable、ツイステッドペアケーブル)は、撚り対線(よりついせん)とも言い、電線を2本対で撚り合わせたケーブルである。単なる平行線よりノイズの影響を受けにくい。TPケーブルと言う場合もある。古くからある技術であり電話線などに用いられてきたが、近年ではイーサネットの特にLANでの配線に使われる例がよく知られている。

[概要]
 平衡接続による通信の運用では、二本のワイヤは同量で逆向きの信号を伝え、受信側は二本の差分を検出する。これはディファレンシャルモード(差動モード)転送として知られる。ノイズ源はノイズ信号をワイヤに電気的または磁界による結合によって導入するが、それは両方のワイヤに等しく結合する傾向にある。このようにコモンモード信号として発生したノイズは、受信側では差動信号が取り込まれる際にキャンセルされる。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ツイストペアケーブル (通信用語の基礎知識)
カテゴリー5e (通信用語の基礎知識)
カテゴリー3 (通信用語の基礎知識)
ツイストペアケーブル (Wikipedia)
カテゴリー5ケーブル (Wikipedia)
10メガビット・イーサネット (Wikipedia)
カーニング (Wikipedia)



【 2本の線をより合わせたもの の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
Cat 5e 1000BASE-T
Cat.5e CAT5
CAT5e Category 5
Cat5e Ethernetケーブル
category 5e far end crosstalk
category five e LAN cable
kǽtəgɔ̀ri fáiv íː LANケーブル
キャェデゴリー ファイヴ イー Unshielded Twisted Pair
キャェ́デゴ̀リー ファ́イヴ イ́ー Unshielded Twisted Pair Cable
カテゴリー ファイブ イー Unshielded Twisted-Pair
カ́テゴ̀リー ファ́イブ イ́ー UTP
カテゴリー5e アンシールデッド・ツイスト・ペアー
カテゴリー5イー イーサネット・ケーブル
遠端漏話
エンハンスド・カテゴリー5 Gigabit Ethernet
Enhanced Category 5 cable シールド無しより対線
enhǽnst kǽtəgɔ̀ri fáiv kéibl 非シールドより対線
インハェンストゥ キャェデゴリー ファーィヴ ケイボルゥ
インハェンストゥ・キャェデゴリー・ファーィヴ・ケイボルゥ pair
エィンハェ́ンストゥ・キャェ́デゴ̀リー・ファ́イヴ・ケ́イボルゥ pɛ́ər
エンハンスト カテゴリ ファイブ ケーブル ペアゥーァ
エンハンスト・カテゴリ・ファイブ・ケーブル ペ́アゥーァ
エンハ́ンスト・カ́テゴ̀リー・ファ́イブ・ケ́ーブル ペア
エンハンスト・カテゴリー5ケーブル ペ́ア
TIA/EIA-568-B [名詞]
TIA/EIA-568-B.2-2001 一対
ISO/IEC 11801 クラスD 一組
JIS X 5150 クラスD

2本の線をより合わせたもの

[他動詞]

一組にする

[自動詞]

組み合わせる














更新日:2024年 1月19日




【 2本の線をより合わせたもの の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
Category 3 cable 10BASE規格
kǽtəgɔ̀ri θríː kéibl ツイストペアケーブル
キャェデゴリー スゥリー ケイボルゥ 10BASE T
キャェデゴリー・スゥリー・ケイボルゥ 10BASE-T
キャェ́デゴ̀リー・スゥリ́ー・ケ́イボルゥ 10Mbps
カテゴリー スリー ケーブル Twisted Pair
カテゴリー・スリー・ケーブル UTPケーブル
カ́テゴ̀リー・スリ́ー・ケ́ーブル ツイストペア・イーサネット
カテゴリー3ケーブル テンベースティー
IEEE 802.3i
Cat3
CAT3 category
CAT.3 kǽtəgɔ̀ri
category 3 キャェデゴリー
kǽtəgɔ̀ri θríː キャェ́デゴ̀リー
キャェデゴリー スゥリー カテゴリー
キャェデゴリー・スゥリー カ́テゴ̀リー
キャェ́デゴ̀リー・スゥリ́ー [名詞]
カテゴリー スリー 区分
カテゴリー・スリー 種類
カ́テゴ̀リー・スリ́ー 分類
カテゴリ3
カテゴリー3 pair
カテゴリーさん pɛ́ər
EIA/TIA-568 ペアゥーァ
ISO/IEC 11801 クラスB ペ́アゥーァ
JIS X 5150 クラスB ペア

ペ́ア

[名詞]

一対

一組


2本の線をより合わせたもの

[他動詞]

一組にする

[自動詞]

組み合わせる






更新日:2023年 8月26日




【 2本の線をより合わせたもの の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
pair kerning pair
pɛ́ər kə́ːniŋ pɛ́ər
ペアゥーァ カゥーネィング ペ́アゥーァ
ペアゥーァ・カゥーネィング ペアゥーァ
ペア カーニング ペア
ペア・カーニング ペ́ア
ペアカーニング [名詞]
カーニング ペア 一対
カーニング・ペア 一組
カーニングペア

2本の線をより合わせたもの

[自動詞]

組み合わせる

[他動詞]

一組にする


kerning

kə́ːniŋ

カゥーネィング

カーニング

[名詞]

詰め組み

詰め打ち

食い込み詰め

文字詰め

詰め文字





























更新日:2022年 9月21日




【 2本の線をより合わせたもの の同義語と関連語 】
< 4 >
同義語・類義語 関連語・その他
カーニング 文字間
kerning カーニング値
kə́ːniŋ pair kerning
カゥーネィング ペアゥーァ・カゥーネィング
[名詞] ペア・カーニング
ツメ
ツメツメ pair
トラッキング pɛ́ər
詰め組 ペアゥーァ
つめぐみ ペ́アゥーァ
ツメぐみ ペア
ツメ組み ペ́ア
詰め組み [名詞]
詰め打ち 一対
つめうち 一組
詰組
詰組み 2本の線をより合わせたもの
食い込み詰め [他動詞]
文字詰め 一組にする
もじつめ [自動詞]
詰め文字 組み合わせる







































更新日:2022年 9月21日




【 2本の線をより合わせたもの の同義語と関連語 】
< 5 >
同義語・類義語 関連語・その他
ツイストペアケーブル 10BASE-T
Twisted pair cable 10BASE規格
twisted pair cable イーサネット
twístəd pɛ́ər kéibl テンベースティー
トゥウィステッドゥ ペアゥーァ ケイボルゥ 銅線ケーブル
トゥウィステッドゥ・ペアゥーァ・ケイボルゥ
ツイステッド ペア ケーブル Shielded Twist Pair
ツイステッド・ペア・ケーブル STP
ツイステッドペアケーブル STPケーブル
TPケーブル シールド付きより対線
Twist Pair Cable
ツイスト ペア ケーブル Twisted
ツイスト・ペア・ケーブル twístəd
Twisted Pair トゥウィステッドゥ
copper twisted pair cable ツイステッド
Ethernetケーブル [形容詞]
LANケーブル ねじれた
歪んだ
Unshielded Twist Pair
Unshielded Twisted Pair pair
ʌnʃíːldid twístəd pɛ́ər pɛ́ər
アンシールデッドゥ トゥウィステッドゥ ペアゥーァ ペアゥーァ
アンシールデッドゥ・トゥウィステッドゥ・ペアゥーァ ペ́アゥーァ
アンシールデッド ツイステッド ペアー ペア
アンシールデッド・ツイステッド・ペアー ペ́ア
UTP [名詞]
UTPケーブル 一対
ツイストペア線 一組
より対線
よりついせん 2本の線をより合わせたもの
より対線ケーブル [他動詞]
撚り対線 一組にする
非シールドより対線 [自動詞]

組み合わせる












更新日:2022年 9月21日




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